2014年5月15日木曜日

スモールビジネスは、なぜ、成功しないのか?(24) 「ビジネスのパッケージ化は、試作モデルから始める」(3) 試作モデルを創るはじめの一歩とは?

スモールビジネスは、
なぜ、成功しないのか?(24)
「ビジネスのパッケージ化は、
試作モデルから始める」(3)
試作モデルを創るはじめの一歩とは?






ビジネスの試作モデルは、「他人に任せても上手く行く仕組み」によって、あなたが始めた事業が上手く行くようになることがゴールである。

そこで、試作モデルを創るにあたって、最初に始めることは、あなた「個人の人生」と、あなたが始めた「事業」は、全く別物であることを自覚しなければならない。

事業とは、それ自身が目的とルールを持っている「独立した生き物」であって、決してあなたの一部ではない。

「事業」が「独立した生き物」である以上、そこには、「事業」そのものが持った、「生命力の強さ」、つまり、「顧客を見つけ出し、顧客との関係を維持する能力の強さ」によって、事業の「寿命」が決まる。

つまり、あなたが創造した事業の「寿命」は、「顧客を見つけ出し、顧客との関係を維持する能力の強さ」によって決まるのである。

この「顧客を見つけ出し、顧客との関係を維持する能力」を、他人に任せても発揮できる道具が試作モデルでなければならないのだ。

では、そうなるためには、まず、何が必要なのか?

それは、「顧客のニーズを満たすためのルール」をシステム化する必要があるのだ。

そして、そのシステムによって、あなたが仕事に支配されて、コントロールされる奴隷のような立場から、あなたを開放するのである。

つまり、試作モデルは、「顧客のニーズを満たすためのルール」創りから始めるのだ。

学校には、校則があり、会社には社則があり、地域には条例があり、国には法律がある。そして、ルールのない社会には、アナーキーな混乱しかないのである。

ここまで、私の話を聞いたあなたは、もう、気づいたはずだ。

あなたが、あなたの作った事業の奴隷になった理由は、あなたは、事業をコントロールするルールをシステム化しないまま、スモールビジネスを起業してしまったのである。

そして、仕事にコントロールされて、その奴隷となってしまったのだ。

試作モデルを創る、はじめの第一歩は、「顧客のニーズを満たすためのルール」創りをし、そのルールをシステム化することから始めれば良いのだ。




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