2016年2月1日月曜日

マーケティングのちょっとしたコツ 

「供給過多な市場での戦い方」(10)
必ず売れる「○○を買うなら××だ!」
とイメージされる方法



 こんにちは。前回、ポジショニングの法則の成功事例として、ホンダの「キュートなバイク」の成功事例を紹介いたしました。 

ホンダの「キュートなバイク」の成功事例のように、製品を見た顧客の感情を鷲掴みにすることができれば、次に顧客のマインドシェアーでナンバーワンかオンリーワンになることで、顧客は、「○○を買うなら××だ!」とイメージするようになります。 

今回は、この顧客から「○○を買うなら××だ!」とイメージされるための方法についてお伝えします。 

まず、写真を見て頂きたいのですが、この写真の商品は、ある業務用スーパーで買った商品です。

写真の下に価格表をつけてありますが、安いスーパーで購入しても4227円の商品が、この業務用スーパーで購入すると、なんと、安いスーパーの6割引きになる1718円で購入できます。 

つまり、このような圧倒的な顧客利益が「○○を買うなら××だ!」とイメージされるための方法なのです。 そして、顧客のマインドシェアにポジショニングされる方法は2種類しかありません。 

その方法とは、

 1 価格優位
 2 差別化

この2種類しかないのです。 

価格優位とは、市場(商圏)で最安値を実現することです。また、差別化は、市場で、その企業でしか買えない製品(競合他社がいない オンリーワン)を販売することです。 

そして、全ての企業は、何かの分野で価格優位か差別化のどちらかで顧客のマインドシェアにナンバーワンでポジショニングされなければ生き残れないのです。 

なぜなら、顧客は最もコストパフォーマンスの優れた企業で製品を買うのですから。


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