2015年1月6日火曜日

スモールビジネスは、なぜ、成功しないのか?(74)

まとめ(12)「絵が持った不思議な力」(1)

 
 


おはようございます。本年もどうぞ、よろしくお願いします。さて、世の中には不思議なことがあるもので、何故だかよくわかりませんが、「絵には不思議な魔法の力があるのか、絵や画家を大切にしている会社は、なぜか業績がいい会社が多い」のです。

私は、杉本さんの曼荼羅アートが好きで、よく、杉本さんの曼荼羅アートをFBで投稿させて頂いていますが、年初に杉本さんとお話をしている時に「絵には不思議な力がある」ことを思い出しました。

最初は、杉本さんが年初にブログで、新年の思い出の絵のエピソードをその絵の写真と共に語っていらっしゃったのですが、何故か、その墨絵が気になり、こんな立派な墨絵を毎年買うって、こういう絵は、いったいくらするんだろう? ということから始まりました。

ただ、まさか、「この墨絵は、いくらですか?」と、単刀直入に聞くのも失礼だと思いましたが、なんだか妙に気になり、いてもたってもいられず、思い切って杉本さんに質問してみました。

すると、何と、この墨絵の作者は、杉本さんの絵の先生で、そんなこともあってか、この墨絵は、ちょっと信じられないような安い値段でしたが、さらに、思いもよらぬ貴重なお話がきけました。それは、こんなお話しでした。

「この絵を描かれた方はもうご存命ではないのですが、父のリタイヤするまでの長い間、いくつかの企業さんの間で、【あの絵を飾ると業績が右肩上がりになる!】と言われていた縁起のよい幻のゲン担ぎ画家さんでした。

取引のあった一部上場企業さんたちが本社にも支社にも飾りたいと毎回多数のリクエストを下さり、盆暮れのご挨拶に贈っていました。」

ということでした。

実は、自分も、このような絵にまつわる不思議な体験をしたことがありました。

それは、自分が経営コンサルタントとして駆け出しの頃、ある有名な経営コンサルタントが他界されたため、その先生の後継の仕事が、なぜか私のもとに沢山舞い込んで来た時期がありました。

その頃、その後継の仕事でいろいろな会社にお邪魔したのですが、その中でも、なぜか、不思議と業績の良い会社は、絵や画家を大切にしていて、ある会社では、絵をまるで、神棚のような扱いをして飾っている会社もありました。

また、ある卸売りをしている会社では、もともと業績が良かったので、卸売以外にも小売りを始めましたが、不思議なくらい小売りの方も順調で、短期間に予定数の店舗展開に成功しましたが、本社には大きな絵があり、各小売店には、同じ画家の小さな絵が大切に飾ってありました。

当時、一般的にも絵を飾るのが経営者の間で小さなブームになっていましたが、いつの時代も悪い輩はいるもんで、まがい物も相当数、流通していました。

自分が訪問した会社で飾られている本物の絵は、印刷物や贋作と違い、やはり、絵を見た瞬間、何とも言葉で表現できない不思議な感情で癒されるのが特徴でした。

受付があるような大きな建物の入り口には、絵が飾られていることが多いですが、こういった力だけでビジネスが何とかなるわけではありませんが、絵があればあったで、何らかの効果があるもので、新たな突破口になるかも知れませんね。

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